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ホーム > 学校紹介 > 校長室から(令和5年度3学期)

3月8日(金) 桜守活動と風車

3年生が「総合的な学習の時間」に「くにたち桜守」の大谷さんをお迎えして、米ぬかやもみ殻などが主原料の発酵肥料作りをしました。化学製品を一切使わない、天然由来のものばかりです。石鹸が一般的に流通する前には、木綿の布で作った袋の中に米ぬかを入れて、その袋で体を洗っていました。もちろん、今でも使われています。お漬物のぬか床でも米ぬかを使いますが、なかなか見なくなってきているような気がします。
国立駅前大通りの桜並木は樹齢70年以上のものが多く、これからも美しい桜並木を維持していくために自分たちが協力できることを体験から学んでいきます。子供たちが持続可能な社会や環境について考えたり、実践力をつけたりできる機会の一つとなっています。

1年生は紙コップを使った風車をつくっていました。紙コップにハサミで切り込みを入れて、曲げて羽根をつくり、割りばしの先端に画鋲で紙コップの底を留めると出来上がりです。中庭できちんと回るか確かめているとき、うまく回らない子にクラスの友達が、羽根のところを斜めに折るといいよと教えてあげていました。ただ広げただけでなく、少し斜めに曲げるとクルクル回るということに気付いただけでなく、困っている友達に自然に教えてあげる姿が素晴らしかったです。サインペンで色や模様を付けたり、改良をしたりと45分間があっという間でした。気付くこと、友達と関わり合うこと、大切な学びのある時間でした。

3月7日(木) 社会科見学(3年生)

今日は3年生と一緒に社会科見学へ行きました。行き先は郷土文化館と給食ステーションです。中型バス1台で移動するので、まず2組がバスで先に郷土文化館に行き、戻ってきたバスに1組が乗るかたちになりました。このため、2組は先に郷土文化館の特別展示を見て、その間に1組が後を追いかけて、学年がそろったところで体験をすることになりました。
郷土文化館では洗濯板を使っての洗濯、石臼挽き、背負いカゴ、背負いはしご、もっこ、大八車の体験をしました。大八車ともっこはペアをつくって体験するのですが、大八車は内輪差があるのでコースを回る際にパイロンコーンに車輪が当たってしまうペアが見られました。子供たちによると、大八車は重く、中で引っ張る人の力が必要とのことでした。体験を終えると、持っていったしおりに気付いたことや説明を受けたことなどをびっしりとメモする姿が見られました。社会科の時間に作成する新聞の記事になるそうです。曇り空で寒い中、子供たちは体験に集中しつつ、昔の道具を楽しんでいました。
その後は講堂で「昔のあかり」についての説明を受け、実際の明るさがどれくらいかを体験しました。昔は使って汚れたランプを磨くのは子供の仕事だったこと、電気がなかった時代の遊びなどの話を聞いた後、子供たちからの質問に答えてもらいました。

郷土文化館を出た後は、徒歩で給食ステーションに移動します。去年の8月に稼働したばかりの新しい給食ステーションの2階にはホールがあり、そこで給食を食べることができます。
ホールでは給食当番の子が教室と同じように配膳し、みんなで「いただきます」と「ごちそうさま」をしました。よく噛んで食べることを意識して、どの子も真剣に給食を食べています。教室で食べているときよりもおかわりをする子が多く、残菜もほぼゼロでした。中には酢豚をご飯の上にかけて、酢豚丼のようにしている子もいました。たくさん食べていたので、子供たちのテーブルを回ってくださっていた栄養士さんも嬉しそうでした。
満腹になった後は給食ステーションの紹介動画を見たり(少し眠たくなっている子も…)、献立をどのようにつくっているのか栄養士さんから話を聞いたり、調理員さんになりきってみたり、実際のお釜に触らせてもらったりと盛りだくさん。子供たちの満足そうな顔が印象的でした。
2組が給食ステーションからバスで帰っていく中、1組は再び郷土文化館まで徒歩で移動し、見ていなかった特別展示を見てからバスで帰ってきました。

3月6日(水) 令和5年度最後の委員会活動

令和5年度最後の委員会活動の日でした。校長室には3月12日(火)に行うゲーム集会のリハーサルのために集会委員会の6年生が来室しました。どんな内容になるかは当日のお楽しみですが、クロームブックを駆使して校内のいろいろな場所がリモートで繋がれるようです。代表委員会では、令和6年度の「1年生を迎える会」に向けての準備をしていました。
6年生のリーダーシップを5年生が間近に見ることで、「4月からは自分たちが」という思いを抱いてくれていると思います。5年生は先週末に卒業式のための会場設営をしてくれたのですが、率先して動いたり、微調整に残ってくれたりする子もいて素晴らしい姿を見せてくれました。
6年生はもちろんですが、在校生の代表として卒業式に参列してくれる5年生の力なくして、3月を乗り切ることはできません。少しずつ6年生から5年生へのバトンタッチが行われていきます。
東京は3月19日頃に桜が開花する予想になっています。昨晩の小雪と今朝の雨、今週後半の冷え込みは、6年生が満開の桜の下で卒業式を迎えられるように調整をしてくれているのかもしれませんね。

学校では感染性胃腸炎と思われる症状でお休みをする子や溶連菌感染症によるお休みをする子が少し出始めました。これだけ寒暖の差があると体調を整えるのが難しくなります。無理をしないで、ゆっくり身体を休めることも必要ですね。

3月5日(火) 社会科見学(6年生)

6年生にとっては小学校生活最後の校外学習となる社会科見学に行ってきました。目的地は国会議事堂(衆議院)と科学技術館です。
いつもより早めに集合して、四小前からバスに乗り、国立府中インターから中央道で国会議事堂へ。朝のラッシュにつかまり、高井戸から永福にかけて渋滞していましたが、予定よりも早く午前10時には議事堂の中に入ることができました。午前10時から見学をする学校が複数校あったのですが、八小は他の学校と一緒になることはなく、単独で見学することができました。御休所を見学したり、中央広間の高さに驚いたり、衆議院の議場の中では一般傍聴席に座って説明を聞いたりとあっという間に時間が過ぎていきました。見学が始まる前には、登院されていた参議院議員の方から直接お話を聞く機会があり、非常に貴重な体験となりました。

衆議院を後にバスで5分程移動すると、北の丸公園です。車窓からですが、最高裁判所も見ることができました。駐車場で降りてから科学技術館に入り、まずは昼食です。ここは雨天時でも館内で昼食をとることができるので、社会科見学などでは定番ルートの一つになっています。お家から持ってきたお弁当を食べた後は、約1時間30分間の自由見学です。2階から5階までのフロアに様々なテーマの展示があり、見たり触ったり、動かしたりしながら楽しく学ぶことができました。
ゆったりとした時程だったので、子供たちもゆとりをもちながら一日を過ごしました。

松葉杖の友達がいたのですが、すぐ寄り添ったり、身体を支えたり、さっと気付いて松葉杖を持ってあげたり、子供たちの優しい素敵な姿をたくさん見ることができました。

3月4日(月) 全校朝会での表彰

3月に入って初めての全校朝会がありました。今日は表彰がたくさんあり、八小の子供たちがいろいろな場所で活躍していることを全校のみんなに知ってもらえる良い機会になりました。
育成会のソフトボールでは、女子も男子も準優勝という結果を収めることができました。女子は単独チーム、男子は四小との合同チームで3月3日に行われた大会に出場しました。これまで練習を重ねてきた6年生がチームを牽引してくれたのだと思います。試合でたくさん活躍したのでしょう。男子では大会の優秀選手に選ばれた子がいました。スポーツが身近にある環境はとても素晴らしいと思います。生涯スポーツの礎をしっかりと築いていますね。応援してくださった方に感謝です。
また、東京都公立学校美術展覧会に作品を出品した人にも賞状を渡しました。図画工作の時間に、表したいテーマをしっかりともって、素材や技法を工夫したのだと思います。

いよいよ令和5年度最後の月を迎えてしまいました。登校日も修了式を含めると2週間程度しかありません。この一年間で自分がどんなことに力を入れてきたのか、周りの人とどのような関りをもつことができたのか、4月からどんな生活をしていくのか…。短い期間ですが、しっかりと振り返ることができればと思っています。

3月1日(金) ラスト調理実習

3・4時間目に6年1組が、5・6時間目に6年2組が家庭科の調理実習を行いました。以前にも書きましたが、昨年度は新型コロナウイルス感染症のまん延防止のため調理実習が行えませんでした。ようやく今年度になってから調理実習をすることが出来るようになったのですが、6年生はあっという間に小学校最後の調理実習を迎えてしまいました。
子供たちがつくったのは「ジャーマンポテト」です。じゃがいも、たまねぎ、ベーコンを切り、じゃがいもは茹でて火を通してから、他の材料と一緒に炒めます。じゃがいもの皮をむくにはピーラーを使うのが一般的ですが、今回は包丁で皮をむいていきます。生活経験の一つとして、一人一個、じゃがいもの皮を包丁でむかせたいという指導者の熱い思いからのチャレンジです。
包丁の刃の当て方、指での押さえ方などを確認しながら、ピーラーのありがたさを感じながら、一人一人が集中して皮むきに挑戦しました。皮をむいた後は、厚さを均一にしてスライスしていきます。厚さの目安は5ミリということでしたが、バリエーションに富んだ厚さのスライスができました。
玉ねぎも一人当たり半玉以上あったのではないでしょうか。いざフライパンに入れて炒め始めるとじゃがいもの量よりも玉ねぎの方が多く、玉ねぎ炒めのような感じになってしまいました。(じゃがいもどこ?という声もありました。)塩・コショウでの味付けでしたが、一口食べてみると薄味だったようで、後から塩・コショウを追加するグループも。

1組はつくった「ジャーマンポテト」を食べた後に給食となり、2組は給食を食べた後に「ジャーマンポテト」をつくって食べました。(1組の調理実習に時間がかかってしまったので、給食準備を2組の子たちがしてくれていたそうです。)私もおいしくいただきました。

ちなみに、2時間目にさくら学級の中村先生のグループでもプチ調理実習があり、そちらでもご相伴にあずかりました。いただいてばかりの一日でした!(^^)!

2月29日(木) 6年生を送る会

1・2時間目に6年生を送る会が行われました。在校生から6年生に向けて、合奏や歌、花束やダンスなど心のこもったプレゼントが贈られました。全員ゲームでは八小オリジナルバージョンの「猛獣狩り」で1年生から6年生までが楽しみました。

6年生からは、在校生に向けての思いを込めて「カイト」の合奏が贈られました。演奏が終わるとアンコールの声が体育館中に響き、再び6年生の素晴らしい合奏を聞くことができました。全員合唱の「小さな勇気」では、きれいな二部合唱が。子供たちの声の美しさに会場にいた誰もが胸を打たれました。

企画・運営をしてくれた代表委員会の子、全員が楽しむことができるゲームを考えてくれた集会委員会の子をはじめ、今日まで6年生を送る会の準備に携わってきた子供たちや先生方の力が集まった思い出に残る会でした。
八小のすべての子供たちが一つになった瞬間に立ち会えたと思います。

2月28日(水) 夢宣言

5時間目に6年生が体育館で「夢宣言」をしているところにお邪魔しました。将来の夢について今考えていることを一人一人が保護者の方を前に堂々と発表していて、6年生の立派な姿にしびれました。
その後、6年生が保護者の方に合奏をプレゼントしたのですが、指揮者はなんと作道先生!音楽の工藤先生は急遽、ピンチヒッターとして演者に回ることになった模様です。突然のことのようでしたが、準備をしてきたかのように6年生の前に立って指揮をされていました。練習にも立ち会ったことがあるのですが、今日の演奏はとてもいきいきとしていたように感じました。

6年生の合奏は明日の6年生を送る会で在校生へのプレゼントとなります。在校生は6年生に感謝の気持ちを伝えることができる機会としては、最後になるかもしれません。子供たちの素晴らしい姿を見たいという明日が待ち遠しい気持ちと、明日がまだ来なくてもいいのにという気持ちが混ざっている今日でした。

2月27日(火) 強風と体育

とても風が強く、体感温度が低い一日でした。朝、昇降口で子供たちを迎えていると、「急に花粉症の症状が出てきた」「花粉用のメガネがないと無理」「目を開けていられない」といった声が聞かれました。春らしくなってきたので少し薄着で登校してくる子も見られますが、さすがに寒そうでした。
そんな中ではありますが、校庭で6年生が体育の授業でトレジャーハンターをしたり、1年生がボールけり遊びをしたりしています。トレジャーハンターは、思考力と判断力が試されるゲームで、見ているとハラハラドキドキします。プレーをしている子供たちも楽しそうですが、今日は寒さと風の強さで準備や片付けも大変そうでした。あまりの風の強さに、号令台の上に置いていた上着やビブスが飛んでいくだけでなく、1年生が使っているボールは、何もしなくてもコロコロと転がっていってしまっていました。

4時間目に4年生が体育館で6年生を送る会の練習をしていたのですが、少し練習が長引いてしまい、少しだけ給食準備のお手伝いをしました。練習を終えて教室に戻ってきた4年生の子供たちから、自然と感謝の言葉が聞かれ、素晴らしいと思いました。給食の献立にカレーチーズポテトとほうれん草と切り干し大根のツナマヨ和えがあったのですが、給食当番さんにカレーチーズポテトの方をトング、ほうれん草と切り干し大根のツナマヨ和えの方をお玉で配膳するような難易度の高いことをさせてしまったのは、私の配置ミスです。

2月26日(月) 小中合同学習

三連休明けの月曜日で、気持ちのよい青空が広がっています。国立駅から学校まで歩いている途中に空を見上げると、西の空に綺麗な月が見えていました。
今日は朝から、さくら学級の子供たちと一緒に第一小学校で行われる「小中合同学習・卒業を祝う会」に行ってきました。昨年度は各校の出し物をビデオで流したり、オンラインで各校とつないだりして実施したそうです。今年は「卒業を祝う会」としては久しぶりに小学校4校と中学校2校で集まることができました。

さくら学級は学芸会のときの衣装に身を包み、「ミニ・ももたろう」を披露しました。合奏、長縄、クイズ、合唱とレパートリーに溢れた内容で、会場にいた他の学校の子供たちも楽しそうに見ていました。また、終わりの会では、さくら学級の3名が司会として上手に会をまとめてくれました。

今日から1週間、東京女子体育大学の学生2名が1年生と5年生の教室に入り、子供たちと一緒に過ごします。休み時間など、いろいろな場面で話しかけてみてください。

2月22日(木) 話すこと・聞くこと

1年生が国語で「これは、なんでしょう」という単元の学習をしています。スリーヒントクイズの形式で問題を出していくのですが、最初のヒントは難しく、徐々に答えに近付くようなヒントを出していきます。もちろん、途中で質問も受け付けます。
相手意識をもって話したり聞いたりすることができること、教室の隅まで届く声を出すこと、友達の質問や話を遮らないことなど、これまでの学習がしっかりと身に付いていることが伝わってきました。

今日は朝から雨が降っていたので、休み時間は校舎内で過ごしています。教室や図書室で本を読む子、友達とカルタをする子、自由帳などに絵を描く子、6年生を送る会の準備や練習をする子もいて、子供たち自身で休み時間の過ごし方を工夫する姿が見られました。担任の先生方も教室で子供たちと一緒に過ごしたり、お話を聞いたりと子供たちが過ごしやすい空間をつくってくれています。

今週は、インフルエンザや溶連菌感染症、発熱や咳など風邪の症状で欠席せざるを得ない子もいました。明日からの三連休でゆっくり身体を休めて、月曜日に元気な姿を見せてくれると嬉しいです。

2月21日(水) クラブ最終日

春を通り越して初夏が訪れたのではないかと思うくらいの日差しと気温で、学校の中では薄手のシャツや半袖で過ごす子もいます。ある程度の湿度があるからでしょうか、暖房を入れると「暑い」という子もいました。
このような陽気ですから、校庭北側の桜の木の蕾がふくらみ、気が付くと開花していました。今期は暖冬ということで、各地のスキー場が雪不足のため営業を取りやめたり、休止したりしていますし、農作物にも影響が出ています。桜の木を見上げながら、気候の変動について考えてしまいました。

今日は今年度のクラブ活動の最終日でした。見て回っていると、5年生が4年生に声を掛けて6年生に感謝の言葉を伝えたり、運営自体を5年生が行ったりしているクラブがありました。6年生は昨年度のクラブ設立に向けた準備から今年度1年間の運営まで、4・5年生が楽しむことができるように動いてくれました。そういった6年生の姿を間近で見ることができるのも、クラブ活動のよさですね。
5年生は来年度に発足するクラブに向けて宣伝活動も行っています。子供たちが主体的に計画を立てて動いている姿を見ると、最高学年としての意識の高まりを感じます。

2月20日(火) 幼保小の交流

3・4時間目に体育館で、近隣の幼稚園や保育園の年長さんたちと1年生との交流会がありました。「お店屋さんごっこ」ということで1年生は店員になり、年長さんたちがお客さんになって楽しみます。一つのお店で買い物ができるのは2点までとなっています。1年生はこの日のために商品になるカードをたくさん準備してきました。お店によっては長い行列ができたり、早々に売り切れになってしまうところも…。

売り切れになってしまったお店の1年生に聞いてみると、「もっとたくさん用意しておけばよかった」「こんなに人気だと思わなかった」「たくさんお客さんが来てくれて嬉しかった」という声が。「100枚くらい作っておいた方がよかったかな」「人気があったのは〇〇だったね」といった声も聞かれました。思いやりの心をもって年長さんたちを迎えてくれた1年生に拍手です。
私は玄関でいつものネコのぬいぐるみを抱えて年長さんたちをお見送りしました。中には、ぬいぐるみに「また4月に会おうね」と挨拶をして帰る年長さんもいて、微笑ましかったです。

2月19日(月) 感心させられる

今日は2週間ぶりの全校朝会でした。いつものことながら、6年生がその時期に合わせ、よく考えられたことを話してくれるので、感心すると同時に、私が話さなくてもいいかなぁという気持ちになります。気を取り直して、今日の全校朝会では、次のようなことを話しました。

暖かい日が続き、冬物のコートを着ていると汗ばむような陽気になっています。梅の花や矢川駅近くのカンザクラも見頃を迎え、春が確実に近づいてきていることを感じています。春といえば花粉症…天気予報の花粉の飛散状況を見て、一喜一憂するこの頃です。2月も半ばを過ぎ、目前に進学や進級が見えてきました。ついつい先を焦ってしまい、目の前のことが疎かになってしまうことがあります。一日一日をしっかりと噛みしめながら、今できることをしっかりとやることが、次のステップに進む基礎をつくることになります。

年度末が近づくと、子供たちよりも大人が焦ることの方が多いような気がします。一人一人と丁寧に向き合うこと、子供たちの話を最後まで聞くこと、指導が必要な場面では毅然とした指導をすること…残り少ない令和5年度ですが、こういったことを積み重ねていきたいです。

2月16日(金) 掃除の時間

6年生を送る会や卒業式に向けての練習が行われています。6年生は体育館で学年での合奏練習をしていました。複雑なメロディーラインがあり、しかもパート毎に音の受け渡しがあるので、工藤先生がポイントを押さえながら指導をしていました。インフルエンザ等でお休みをしている人もいるので、なかなか全員が揃わない状況が続いているので、子供たちも指導者側も気が焦ってきます。そんな時にこそ、深呼吸をしてゆったりと構えたいなと思います。

さて、学校では掃除の時間に、子供たちが自分たちの教室だけでなく、特別教室や階段、昇降口などを分担して掃除しています。本当は、掃除をする前に子供たちが目標を立て、終わったら振り返りをするというサイクルが必要なのですが、現実には時間の余裕がなく、子供たちもルーティンの一つとして掃除をこなしているという感じがします。進んで取り組むことができたか、班のメンバーと協力することができたか、きれいになったかの3点だけでも意識できるといいなぁと子供たちの掃除を見ながら思いました。

2月15日(木) 地域プロジェクト(ごみ拾い)

昨日の5時間目に、育成会とのコラボ事業(授業)「地域プロジェクト」として、育成会の方と保護者の方にご協力いただき、4・5年生が学区域内のごみ拾いを行いました。
育成会の方々が、事前に子供たちに行ったアンケートで関心が高かったテーマについてアプローチを考えてくださりました。地域への関心を高め、地域の課題を主体的に解決することができる子供たちを育てていくためにはどうすればよいか、子供たちにとって身近な問題から取り組んでみることにしています。
全部で10グループに分かれて、ごみ拾いグッズを駆使しながら道路等に落ちているごみなどを拾っていきます。あまり落ちていないように見えますが、探す目をもって取り組むと、いろいろなモノが落ちていることに気付き、グループによってはかなり大きなモノを回収してきました。
来週には、みんなが楽しみながらごみを拾うためには、どんな工夫をすればよいかグループ毎に話し合ったものをプレゼンし合う予定です。

保護者の方には、直前のお願いでしたが、快く活動にご協力いただき、ありがとうございました。

2月14日(水) パワーアップタイム

今朝はパワーアップタイムとして、2・4・6年生が5分間走を行いました。各自のペースで走って構わないのですが、子供たちの中になんとなく競争心が芽生えるようで、気が付くとかなりのスピードで走っている子がいました。さくら学級の子供たちは体育の授業の中で定期的にランニングに取組んでいることもあり、しっかりペースを守って走っています。
寒いと校庭に出ることが億劫になりますし、身体を動かすこともしなくなりがちなので、この時期に5分間走があるのはナイスタイミングなのかもしれません。曜日によって行う学年が異なるので、パワーアップタイムの日には早めに登校できるようにしておくといいですね。1・3・5年生は今週の金曜日と来週の水曜日、今日走っていた2・4・6年生は来週火曜日になります。走った後はクールダウンを行い、汗をしっかり拭いたり、場合によっては着替えたりすることも大切になってきます。
朝は寒いのに、日中は急に温かくなってきているので、服装などについても注意が必要ですね。

2月13日(月) 連休明け

三連休が明けて、火曜日からの学校スタートとなりました。朝、昇降口で子供たちを迎えていると、「お休みの間、どこに行ってたかわかる?」「土曜日からスキーに行ってたんだよ」「今週は学校が4日しかないからラッキー」といいた声が聞こえてきました。
2月は三連休が2回あるので、登校日は19日間しかありません。気が付くと3月が目前に来ていて、唖然とすることがあります。学習はもちろんのことですが、生活面でも次の学年(6年生は中学ですね)を見据える時期になりました。今週はクラブ設立に向けた宣伝集会があり、来週には6年生を送る会に向けた準備が本格化します。
気持ちばかりが焦りますが、こういったときにこそ深呼吸!と自分に言い聞かせています。

体育館では、マットや跳び箱を使った体育の授業が行われています。8歳くらいまでに、またぐ、ぶら下がる(頭を下にする)、手で身体を支えながら前へ進む、跳ねるといった経験をたくさんしておくとよいと言われています。跳び箱をうまく跳べない子を見ていると、せっかく助走をしているのに踏切板の手前や上で勢いが失われている(失速している)ことが多いような気がします。勢いに乗って、運動のエネルギーをそのまま前方に向けることを意識させてあげたいなぁと思います。

2月9日(金) 読書旬間&食育週間終了

今日は国立第七小学校で研究発表会があるので、国立市立小・中学校の全ての先生方が七小に集まります。そのため、特別時程での午前授業となりました。早く帰ることができるとあって、子供たちは朝から嬉しそうです。
今日で読書旬間と食育週間が終了します。食育週間中は、給食主任である佐々木先生から、毎日お昼の校内放送前に、栄養や食に関するクイズや話がありました。静かに食事をしながら、耳を澄ませてクイズを聞き、答えを予想したり、友達どうしで教えあったりしている姿を見ると、とても微笑ましくなります。
読書旬間では、子供たちが「おすすめの本」の紹介カードを書きました。廊下に掲示してあるカードを見ると、子供たちがその本にどんな思いをもったのか伝わってきます。今学期の読書旬間では、朝読書の時間をしっかりと取ることができませんでしたが、前回に引き続き、先生方による読み聞かせがありました。担任の先生とは違う先生からの読み聞かせは、新鮮だったと思います。

2月8日(木) 今年度最後の「なかよしタイム」

2年生と4年生との「かなよしタイム」がありました。これで今年度予定していた「なかよしタイム」が全て終了したことになります。学級閉鎖で実施できなかったり、感染症対策で延期をしたりしたこともありましたが、上学年の子供たちが下学年の子供たちのこと思いやりながら、一生懸命に準備し、楽しいひと時を過ごすことができるようと考えながら行ってきました。
異学年交流は、ただ「下学年の子供たちを楽しませる」だけで終えてしまうものではありません。新たに人間関係を構築したり、集団を形成していく過程を学んだりする場でもあります。
八小の教育目標の重点が「共に生きる子」であることから、令和6年度は異学年交流(たてわり班活動)の在り方についても明確な方向性をもっていきたいと思っています。

2月7日(水) クラブ見学

今年度は九つのクラブが組織され、6年生を中心に活動を行ってきました。今日は、4月から4年生としてクラブ活動に初めて参加することになる3年生が、各クラブの様子を見学して回るクラブ見学です。一つ一つのクラブを見る時間は短かったものの、どんなクラブがあって、どのように活動をしているのかイメージをもつ一助になったのではないでしょうか。時間的な制約もあり、実際にクラブの体験をすることはできませんでしたが、上学年から「来年入ってね」という声に、力強く頷いている子もいました。
八小のクラブは、5年生が次年度に設立するクラブについて宣伝集会を開き、宣伝週間を経て後、3・4年生が入りたいクラブにエントリーをし、子供たち自身が調整をしながら決めていきます。来週の木曜日がクラブ宣伝集会の予定です。

2月6日(火) 一面の雪

昨晩からの雪で校庭が一面真っ白になりました。今日は登校してきた子から教室に入って朝の支度をしたら、8時45分まで校庭で雪遊びをしてよいことにしました。
寒いには校庭で遊んでいる子が少ないのですが、今日はたくさんの子が校庭で雪を楽しみました。雪だるまをつくったり、雪をすくってみたり、競いながらきれいな雪玉をつくったり…。午前中に降り続いた雨で子供たちが作った雪だるまは溶けてしまいましたが、今日の思い出はいつまでも残ることでしょう。
中休み、昼休みともに校庭で遊んでよいことにしたので、手袋だけでなく、上着やズボン、靴下がびっしょり濡れてしまう子が続出しました。
「すぐーる」をご覧になって、着替えを持たせてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

2月5日(月) 6年生の言葉

全校朝会のある日には、6年生が月ごとの生活目標に関して、取り組んでいきたいこと、個人や学級、学年で取り組んでいること、取り組んでみて気付いたことなどを話してくれます。この内容が端的で分かりやすく、いつも感心させられます。
今月の生活目標は「友だちとさそいあって、なかよくあそぼう」です。まだまだ寒い日が続きますので、休み時間に校庭で元気に遊ぶ子もいれば、教室で係活動のことをしたり、図書室で本を読んだりする子もいます。先週から読書旬間が始まっているので、読書に親しむ子供たちの姿が多く見られるようになりました。他の子と遊ぶことは、コミュニケーションを通して、社会生活を営んでいく上で大切なスキル(社会性や協調性)を身に付けることにつながります。友達と誘い合って遊ぶだけでなく、友達と誘い合って図書室に行く、一緒に本を読むというのもいいですね。

2月2日(金) 新1年生保護者会

今日は新1年生保護者会のため、さくら学級と1年生~3年生は午前授業でした。校内を回っていると、4月に妹さんや弟さんが入学してくる子が、「今日、お母(父)さん学校に来るよ。」と教えてくれたり、「先生、新1年生保護者会は何時からですか?」と声を掛けられたりしました。1年生が入学してくることを心待ちにしていたり、次の学年への希望をもっていたりすることが伝わってくるようで、こちらも嬉しくなりました。
4年生以上は授業をしていますが、体育館が会場になるので、音や声が出ないように静かに過ごしていました。担任の先生からのご指導もありますが、周りの様子を見ながら声を掛け合ったり、教室移動の際に細心の注意を払ったりしてくれている子供たちの姿が立派でした。

2月1日(木) ふれあい月間

今日から「ふれあい月間」が始まりました。友達との関わり方を見つめ直し、いじめのない学校づくりに取り組む月です。
友達とトラブルになってしまったり、けんかをしてしまったりした子の話を聞くことがあります。そんなとき、よく、「私(僕)も悪いんだけど、○○さん(君)が~したから」と言う言葉を聞きます。しかし、「私(僕)」が変えることができるのは、「私(僕)」のしてしまったこと、またはすることだけです。○○さん(君)がしてしまったこと、もしくはすることについては、○○さん(君)自身が考えて、直したり、向き合ったりしなければなりません。つい、どちらがどれだけいい・悪いという感覚をもって聞いてしまいがちですが、ここで大切なことは、自分自身が自分自身の言動にどう向き合っていくか、どのように学校生活を送っていくべきか考え、実践していくことが一番大切なことなのだと思います。○○さん(君)がどうであれ、「私(僕)」のすることが正しいかどうかを考えて行動する力を付けていけるといいですね。

1月31日(水) 体育健康教育推進校成果発表会

今日は、東京都教育委員会体育健康教育推進校(2年目)の成果発表会でした。予定では、5時間目に5年1組の「サッカー」の授業を公開することになっていたのですが、感染症等による学級閉鎖を行った関係から、前週に録画していた授業の様子を参加者の方に見ていただきました。本年度はゲーム領域に焦点を当て、振り返りの時間の確保と場の設定の工夫を中心に研究を進めてきました。子供たちが45分間の中で、戦術を考えたり、実践したり、さらによいものへと思考を巡らせていくという授業の流れが定着し、課題に対して前向きになってきたと思います。
本来ですと、事前に広く保護者の皆様に周知し、ご参加を促すとことですが、直前になってのご案内になってしまいました。

1月30日(火) ノートのとりかた

3年生以上の学年では、算数や理科などの教科で1cm方眼のノートを使っています。横が15マス、縦が22行のものが多いようです。子供たちがノートに黒板の文字や数字を写したり、分かったことや疑問に思ったことなどを書いたりしている様子を見ていると、1マスに1文字ずつ書いている子もいれば、小さい5mmのマス目に細かく書いている子もいます。
子供たち同士でノートを見せ合ったり、グループで協働的な学習をしたりするときなど、あまりに文字などが小さいと見づらいことがあります。1cm方眼のマス目に1字ずつ書いていくという習慣を付けていくこと、1時間あたりの授業で見開きのページを使うようにすることなど、今からでも取り組めることがあるので、授業のねらいが明確で、子供たちが考えたことや学習の流れが分かりやすいノートづくりを支えていきたいと思います。

1月27日(土) 道徳授業地区公開講座

今年度最後の授業参観でもある道徳授業地区公開講座を開催しました。2校時目に各学級で道徳の授業を見ていただきましたが、いつもの子供たちの様子とは違い、どの学級もあまり手があがらず、意見が出ず…。たくさんの保護者の方が参観にいらしたことで、緊張したのだと思います。普段ですと、もっと活気があり、様々な意見や考えが出るので、多面的な学びができるのですが、担任の先生方も「あれっ?」という感覚だったそうです。
3校時には国立第二中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏会が体育館で行われました。子供たちに親しみやすうように工夫を凝らした演出があり、とても楽しい時間となりました。保護者の方々には、座席を十分にご用意することができず、狭い場所での鑑賞となってしまいました。会の運営にご協力いただき、ありがとうございました。

1月26日(金) なまはげ…鬼じゃないよ

昨日と今日、北秋田市教育委員会の方と北秋田市立鷹巣小学校の先生が来校されていました。授業を参観されたり、さくら学級の子供たちと交流したり、あっという間の2日間でした。今日の3時間目には、さくら学級のお楽しみ会で秋田県クイズを出していただきました。鷹巣小学校とはリモートでつないで交流ができればと考えています。

さて、明日は2時間目に道徳の授業を公開します。3時間目には国立第二中学校吹奏楽部による演奏会もあり、子供たちはとても楽しみにしています。ここのところ、八小ではインフルエンザや感染性胃腸炎などで欠席をする子が増えてきています。来校される際には、十分にご注意ください。
子供たちには感染予防の観点から、手洗い・うがいの励行だけでなく、マスクの着用についても促しています。ご協力をよろしくお願いいたします。

1月25日(木) コラボメニュー

昨日に引き続き、今日もプールの表面に氷が張っていました。様子を見に行ってみると、部分的ではありますが1cm近い厚さになっているところもありました。今日は冷え込みが厳しかったので、通学路や校庭で立派な霜柱が立っており、昇降口にいた私に、1年生が手にのせた霜柱を見せにきてくれました。

24日から30日までは「全国学校給食週間」です。これに合わせて「食育推進・給食ステーション」と「くにたち図書館」とのコラボによる「Book Menu2024」という取組がされており、昨日の「ほうれん草カレーライス」は「ほうれんそうカレーききいっぱつ!」という本からの献立になっています。
となみに今日は「しわとり梅干しご飯」「最後にわら麩の味噌汁」「底なしイ~カの照り焼き」「虹色水あめ風きらきらゼリー」で、「不思議駄菓子屋 銭天堂」からの献立です。
学校図書館でもコーナーを設けて紹介していただいていますので、手に取ってどのページに出てくるのか探してみるのも楽しそうです。

1月24日(水) おおきいかず

最高気温が10度を下回り、子供たちも身体をすぼめながら登校してきています。今日は久しぶりにプールに薄氷が張りました。

1年生は、算数の時間に「おおきいかず」の学習をしています。数がかかれたカードを使って、100までの数の大小や並び方の規則性について確認をした後、数直線上での数の表し方を考えていました。
子供たちは、黒板に掲示された数直線を見て、長い線、少し長い線、短い線があること、長い線の上に数字があること、長い線の上に10、20、30…という順番で数字が並んでいることに気付き、元気に発表していました。また、少し長い線が5を表しているから、短い線は1だ、数直線だと右にいくほど大きい数なるということも発見していました。1年生では、数直線という言葉ではなく「かずのせんのめもり」という言い方をすることが多いのですが、子供たちは「数直線」という響きが気に入ったようです。
さらに、「何十」+「何十」や「何十」-「何十」という計算も「かんたん!」と言いながら解いていました。板書をノートに写しながら、「10が〇こと1が〇こで〇〇」「十の位が〇で一の位が〇で〇〇」といった位ごとのまとまりで数を表す練習にも取り組んでいます。

1月23日(火) 生き物の1年

4年生が理科の時間に「生き物の1年」という単元のまとめをしていました。子供たちが、これまでに調べてきた生物(校庭の樹木など)の春から冬までの様子について、変化の違いを捉え、スライドにまとめて発表するものです。
4年2組では、子供たちがクロームブックを使ってまとめたスライドを大型テレビに映して、皆の前で発表をする活動をしていました。発表が終わった後に、季節によって変化する理由やどのようなことに関係していると考えられるか、子供たちが意見を交わしていました。友達の考えを補足したり、これまでに学習してきたことに関連付けたりしている姿から、主体的に学んだり、学びを繋げたりする力を付けていることが伝わってきました。

話は変わりますが、八小では、1月31日(水)に体育健康教育推進校としての2年間の取組を発表することになっています。当日は、5校時に5年1組が「サッカー」の研究授業をした後、成果発表会を行うことになっています。「すぐーる」でお知らせしたとおり、保護者の方の参観ができます。八小が体育の授業にどのように取り組んできたのかを知るよい機会かと思いますので、参観を希望される方はお申込みください。

1月22日(月) 久しぶりに

先週の水曜日から金曜日にかけて、インフルエンザ等の感染症による学級閉鎖を余儀なくされた学級がありました。今日は久しぶりに全学級がそろい、子供たちも何となく嬉しそうです。
昨年末まではインフルエンザA型でお休みをする子が多かったのですが、ここのところ同じインフルエンザでもB型でお休みをする子が出始めています。学校では子供たちに、うがい、手洗いの徹底を促すとともに、休み時間には教室等の換気について担任の先生を中心に注意を払ってもらっています。また、給食当番の子には、必ずマスクを着用するよう指導しています。残念ながら給食当番ということが分かっていながら、マスクを忘れてしまう子もいますので、ランドセルの中に常時2枚程度、マスクを入れておいていただけると助かります。

今週は土曜日まで学校があるので、週の後半に疲れが溜まらないように、休み時間や放課後にリフレッシュをしっかりしてほしいと思っています。寒い時期は校庭で遊んだり、家の外に出たりすることが億劫になりがちですが、暑さや寒さを肌でしっかり感じることも大切です。学級や学年の友達、異学年と楽しく関わり合いながら遊べるといいですね。

1月19日(金) 命の授業

6年生が各学年の書き初めを鑑賞していました。それぞれの作品の良さを見付けたり、自分たちが下学年だったときに書いた書き初めについて思い返してみたり、様々な思いを抱きながらの時間となりました。

3・4時間目には、5年生が助産師の方による「いのちの授業」を受けました。命は、これまでに紡がれてきた命の上に成り立っていて、ずっとつながっていること、奇跡のような確率で、いまの命があること(1億円の宝くじに連続で当たるくらい)、自分を大切にすることはもちろん、周りにいる人を大切にして協力することなどなど、たくさんのことを学びました。
理科や保健の授業で学習していることもありましたが、命を預かる立場の方からのお話は、授業とは違った重みがありました。

1月18日(木) 書き初め展の準備

「書き初め展」に向けて、廊下の掲示板に子供たちの作品が掲示されました。さくら学級と3年生以上は「毛筆」、1・2年生は「硬筆」です。各学級前の掲示板のスペースには貼りきることができないので、会議室やパソコン室前の掲示板にも作品を貼っています。
条幅と呼ばれるほどの大きさではありませんが、書写の時間に使用している半紙とは大きさが違う専用の用紙に、お手本を見ながら、一文字ずつ丁寧に心をこめて書きました。ちなみに、用紙の大きさも様々で、地域や学校によって指定されるサイズが異なり、東京版や東京小版、埼玉版という呼び方がされるものもあります。

明日(19日)から1月27日(土)の道徳授業地区公開講座の日までが「書き初め展」になりますので、ぜひ子供たちの作品をご覧いただければと思います。

1月17日(水) ねらって バンバン!

1時間目に体育館で、1年1組の体育の授業を参観しました。「ねらって バンバン!」という、段ボール、水の入ったペットボトル、パイロンコーンなどの的に向けて自分で選んだボールを投げ、当てて倒すという的当てゲームです。昨年度に引き続き、八小では今年度も体育で校内研究に取り組んでいるので、校内研究推進チームの一人である1年2組の細谷先生が授業をしてくださりました。
限られた時間の中で、どうすればたくさんの的を倒すことができるか。使うボールを変えたり、投げた方を変えたり、チームごとに工夫をしている様子が見られました。ゲームとゲームの間には作戦タイムがあり、それぞれのチームで「両手で下から投げたら、うまく的に当たったよ」「的を見て、上から投げるといいよ」など、自分が試してうまくいった方法をシェアしていました。
2チームが隣り合ってゲームをするのですが、全ての的を倒したチームは、隣のチームを応援します。応援するだけでなく、投げ方や使うボールのアドバイスをする子もいました。競争ではなく、共通の目的に向かって協力しようとする姿が素晴らしいですね。

1月16日(火) 北風

昨日に引き続き、プールの表面に薄い氷が張っていました。もっとも、表面全体ではなく半分程度でしたので、冷え込みが少し緩んできたのかと思います。青空も広がり、天気は良いのですが、今日は北風が強く、校庭では目を開けていることが難しいような状況でした。校庭に設置されたスプリンクラーで散水をするのですが、すぐに乾いてしまいます。窓を開けていると、廊下に貼ってある書き初めの作品が剥がれてしまいそうだったので、今日から中庭を通り抜けるためのドアを閉めたままにし、廊下の窓は換気を終えたら閉めるようにしました。

強風といえば、今日の午後、4年1組が理科の学習でヘチマの観察のために校庭に行きました。廊下で20度近くあった室温が、校庭では10度を下回り(7度という話でした)、風のせいで体感温度はもっと低く感じられました。砂ぼこりが入らないように玄関のドアを閉めていたのですが、風圧のせいでドアを開けるのに強い力がいるほどの強風だったので、子供たちもヘチマを撮影したら、すぐに校舎内に戻ってきました。

1月15日(月) 寒さ厳しく

先週の金曜日に引き続き、今朝も学校のプールに氷が張っていました。金曜日は一日中、氷がとけることはありませんでしたが、今日は午後に気温が上がってくると、少しずつ氷がとけてきていました。一昨日の土曜日には、東京でも初雪が降りましたし、本格的な冬の厳しさを感じているところです。

先週は始業式を含めて、4日間の登校でした。子供たちはスムーズに学校生活のリズムを取り戻しつつあります。今日の全校朝会では、「限られた時間を有意義に使おう」という話をしました。久しぶりの学校ということもあり、休み時間終了後に教室に戻ってくるタイミングが遅くなってきているクラスもあるようです。時間は誰にとっても平等なものですので、先生方も授業開始と終了の時間を守るようにするので、子供たちにも意識をしてほしいという内容の話をしました。一週間、時間に気を付けながら過ごしてほしいと思います。

また、全校朝会では、作道先生から大谷選手から各校に寄贈された野球のグローブの紹介をしていただきました。休み時間、各学級で野球に親しむ機会を設定してくださっているので、楽しみにしていてください。協力してくれる6年生の野球やソフトボールの経験者のみなさん、ありがとうございます。

1月12日(金) 席書き

6年生が体育館で「席書き」をしました。冬休みの宿題にもなっていた「夢の実現」の書き初めです。全員が集中して、音一つない中で一人一人が書に向き合う姿勢が素晴らしいですね。椅子に座り、机に向かって書くのではなく、床に向かって学年みんなで書くというのも、ふだんと違った雰囲気が感じられたと思います。
1枚書き終えると、心を落ち着かせるために瞑想したり、ストレッチやヨガのポーズを取ったりと、気持ちを切り替えているのも印象的でした。また、書き終えた後に、友達同士で良い点を伝え合ったり、出品する作品を選び合ったりしている姿が見られたことも素敵でした。

1月11日(木) コオーディネーショントレーニング

今日の朝の時間は、保健集会でした。保健委員会が作成した動画やスライドを見ながら、感染症を防ぐために気を付けることについて学びました。睡眠時間や起床時間の大切さ、栄養バランスのとれた食事など、寒い季節だからこそ注意をしなければならないことについて、クイズなどを交えながら上手に紹介してくれました。放送を教室で見ている子供たちの真剣さが印象的でした。

2時間目に4年生、3時間目に1年生、4時間目に2年生が、日本コオーディネーショントレーニング協会(JACOT)の講師の方をお迎えして、体育の授業を行いました。
体育館の床に座った状態から、合図に合わせてパッと立ち上がる、バスケットボールやバドミントンのコートラインを踏まないように走る、後ろ向きに走る、ぺで向き合い、手を合わせながら一緒に立つ…、子供たちの発達段階に合わせて、様々な動きを行いました。始めのうちは、友達を息を合わせたり、動きを調和させたりすることに戸惑っていた子も少しずつ慣れてきたようで、時間が経つにつれて楽しみながら身体を動かしていました。
他の学年も来週、講師の方をお招きして体育の授業でコオーディネーショントレーニングに取り組んでいきます。

1月10日(水) 寄贈されたグローブ

今日の5時間目は、委員会活動でした。3学期の委員会活動は2回しかなく、次は3月に1年間(代表委員会は後期)の振り返りをするので、1月と2月の活動計画を今日中に立てなければなりません。ユニセフ募金を行った代表委員会では、募金額を数えたり、6年生を送る会に向けた準備をしたり、委員の子供たちが忙しそうにしていました。

下校時、昇降口で子供たちを見送っていると、6年生の子が数人、「先生、大谷選手のグローブは届きましたか?」と尋ねてきました。「届いたから、先生たちでどんな使い方をすればいいか考えてるところだよ。」と答えたところ、「私達に(使い方を)考える機会はないんですか?」と尋ねられました。確かに、子供たちのために寄贈されたグローブですから、子供たちが使い方を考えるのも至極当然のことです。「それも含めて考えるね。」と答え、その後、他の先生たちに6年生の言葉を伝えました。他の先生たちと話し合い、声を掛けてくれた6年生の子供たちを中心に、使い方を考えてもらおうということになりました。(取りまとめは作道先生と丸山先生がしてくださいます。)
主体的に考え、行動することができる6年生の姿に素晴らしいと思いましたし、子供たちの主体性を大切にしようとする先生方の姿にも感動しました。

1月9日(火) まとめと準備の3学期

令和6(2024)年が始まりました。
今年は、年明け早々に能登地方を中心とした大地震、二日には羽田空港で飛行機の接触事故と痛ましいニュースが続きました。昨日と同じように朝を迎えて生活ができることが当たり前ではないということに、改めて気付かされた三が日でした。

さて、今日から令和5年度3学期が始まりました。登校日数は少ないのですが、各学年のまとめをして、次の学年に向けての準備をする大切な学期です。一日、一週間、一月ごとに「見通し」をもって、一日一日を大切にしながら学校生活を送ってほしいと思います。そして、いつもと同じように学校生活を送ることができるように、たくさんの人が寄り添い、支援をしてくださっていることに感謝する3学期にしていきたいものです。

国立第八小学校

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