研究主題「科学的な思考力を育む指導法の確立」のもと、理科、生活科、生活単元学習において培った思考を他教科にも広げることで、汎用的な思考を育てるための指導法について研究を進めてきました。
研究の仮説として、
1)類推に有効であった手立ては、帰納的推論・演繹的推論にも有効ではないか。
2)類推・帰納・演繹といった科学的な思考は、他教科においても見られる汎用的な思考力ではないか。
の2つの視点から調査をもとに研究を深め、どの児童にも科学的な思考を身に付け、問題解決能力の育成へと広げていきたいと考えています。
2年次の今年度は、平成26年11月14日(金)に研究発表会を「東京都教育委員会 理数フロンティア校」と併せて開催いたします。
当日は、本校の研究成果についてまず発表させていただき、お伝えした視点で授業を参観していただきます。そして、本校の研究をより理解していただくためにワークショップを開催いたします。本校の教員が、それぞれのブースで体験的な内容を企画しています。その後は、日本体育大学教授 角屋 重樹 先生、大妻女子大学准教授 石井 雅幸 先生と本校教員によるシンポジウムを行います。皆様のご来校をお待ちしております。