国立市立国立第七小学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
国立市は、東京都のほぼ真ん中に位置し、東京都で2番目・全国で4番目に面積が小さい約8平方キロメートルの市です。現在、市内に公立小学校は、8校あります。
国立第七小学校は、昭和47年に開校しました。当時、富士見台団地から通学する児童が増えたために、新設されました。JR南武線谷保駅から東に徒歩6分ほどの住宅街にあります。学区域には、甲州街道や中央自動車道国立府中インターチェンジに続く日野バイパスなどの幹線道路も通っています。
また、甲州街道の南側には、「はけ」があります。「はけ」とは、このあたりの方言で崖(がけ)を意味する言葉で、多摩川の侵食によって形成された河岸段丘の崖です。この地域は、湧水が豊富で緑豊かな自然景観が見られる場所でもあります。
本校は、「かしこく・やさしく・げんきよく」を教育目標に、「子どもたちが自ら未来を切り拓く力を身に付ける学校」を目指しています。令和7年度、通常学級11学級、特別支援学級5学級の児童数290名でスタートしました。子どもたちは、友達と穏やかに関わり合いながら、落ち着いた学校生活を送っています。
特色ある教育活動の一つとしては、特別支援教育の充実が挙げられます。「自閉症・情緒障害等特別支援学級」「特別支援教室」「きこえとことばの教室」が設置され、各学年・学級と連携をして、一人一人に合った学びを進めています。
保護者・地域の協力も本校の大きな支えです。通学路に不審者が出たことをきっかけに平成26年4月に地域の方が「七小地域見守り会」を発足してくださいました。現在も65名の方が登録し、通学路に立って子どもたちの登校を見守ってくださっています。30分以上かけて登校している児童も、見守り会の方々の言葉掛けに背中を押され、学校までたどり着くことができています。
本校は、令和7年度より「コミュニティ・スクール」となりました。これまで以上に学校と保護者・地域の方とのつながりを大切に、「コミュニティ・スクール」としてのしくみをつくっていきます。
学校教育を進めていく上で校長としてもっと大事にしていることは、「はじめに子どもありき」です。子どもが何を考え、何を感じ、何をしようとしようとしているのか、じっくりと子どもの姿を見て、学校として何をするべきか見い出します。そして子どものもっている力を信じ、子どもが自ら伸びていこうとする力を支える学校つくりをしていきます。
今後とも、国立第七小学校に温かいご支援・ご協力をお願いいたします。
第16代校長 小菅 和子