「きこえとことばの教室」には、市内公立小学校に在籍し、
きこえやことばに何らかのニーズのあるお子さんが通ってきています。
何らかのニーズとは、例えば、
〇きこえにくさがある。
○さかなを‟タカナ"、カラスを‟タラス"と言うなど、正しく発音できない音がある。
○話がはっきりしない。
○伝えたいことをことばでうまく言い表せない。
○知っていることばの数が少ない。
○ことばがつまったり、出にくかったり、ことばを繰り返すことがある。
○声が鼻に抜けたり、鼻にかかったりして、分かりにくい話し方をする。
○話の聞き誤りや聞き返し、覚え間違いが多い。
などです。
◆お子さん一人一人に応じて個別指導を行います。
◆ふだんは、各在籍校で学習し、ことばの学習をするために週1~2回(60分~90分程度)ことばの教室へ通ってきます。
◆授業時間内に通級しても在籍校では出席扱いとなります。
きこえやことばの問題は早めに対応してあげることが大切です。
きこえとことばの教室では、ひとりひとりのお子さんに応じて援助の手だてを考えていきます。
ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
<申込手続きから指導までの流れ>
1 保護者のお申込 … 「きこえとことばの相談」を希望する際は、在籍校に相談の上、きこえとことばの教室へお電話ください。施設見学・相談などは随時行っています。
2 きこえとことばの相談 … きこえとことばの教室で、検査相談を受けます。お子さんのことばの様子をみせていただき、同時に保護者面談で生育歴や心配なことなどについてお話をお聞きします。
3 就学支援委員会 … 教育委員会が、「きこえとことばの相談」の結果と、お子さんの行動観察・保護者面接等をもとに、検討・判断を行います。
4.入級が決定した場合、通級日、回数、時間など保護者、在籍校担任、きこえとことばの教室で相談して決め、指導が始まります。
*通級にあたっては、原則として保護者の送り迎えを必要とします。
*保護者による送迎が無理な場合は、市よりタクシー会社に委託された事業として通級学級送迎サポートがあります。
詳しくは、国立七小きこえとことばの教室(042-575-8441)にお問い合わせ下さい。
難聴通級指導学級「きこえの教室」は、
難聴のある児童を対象とした通級指導学級です。
「難聴」とは、聴力がある程度低下し、音が聞こえにくい状態をいいます。
補聴器、人工内耳装用の場合も、また軽度、片耳難聴の場合であっても、
適切な指導・支援はとても大切です。
両耳または片耳に聞こえにくさがあると、学習・生活場面で、
状況によっては理解できなかったり、聞き間違えたりする場合があります。
「きこえ」は、新しいことばや知識、人間関係を学習する時期の児童にとって、
非常に大切です。
通級指導と、環境調整・連携により、適切な指導・支援の充実を図ります。
【未就学児】
国立市教育委員会教育指導支援課 042-576-2111(代)(内337)
【小学校在籍児童】
国立市立国立第七小学校 042-575-8441(「きこえとことばの教室」直通)